株式会社リアルヴィジョン

太陽光発電との最強パートナー!「蓄電池」とは!?

LINEで送る
Pocket

私たちの生活を支えているものと言えば、ズバリ“電気”ですよね。そして、その電気を蓄えることができるものと言えば“電池”。思い浮かぶのは単三などのアルカリ乾電池ではないでしょうか。でも、そんな電池の中でも今最も注目を浴びているものがあるのです……! そこで今回は「太陽光発電との最強パートナー!“蓄電池”とは!?」についてご紹介いたします。
 
 
■蓄電池と太陽光発電は現代社会の名コンビ!
蓄電池は、かつては産業用として使用されることがほとんどでした。しかし、近年では住宅用として活用され、普及し始めています。その理由の主たるところは、やはり節電効果。特に、太陽光発電と組み合わせた時にこの蓄電池は力を発揮します。太陽光発電システムは、主に太陽が出ているお昼に発電します。太陽が出ていない夜は電気をつくり出せません。しかし、ここに蓄電池と組み合わせれば、昼間に発電して蓄えておいた電気を夜間にも使うことができるように。蓄電池は太陽光発電と合わさることで、素晴らしい節電効果を得られるのです。
 
■災害時や停電時に助けてくれる蓄電池
蓄電池が広がりつつある別の理由として、停電時の電源として使用できることが挙げられます。自然災害などによって電力会社からの給電がストップしてしまった場合でも、蓄電池が稼働できる状態であれば、蓄えた電気を家庭で使用することが可能になります。また、蓄電池は、エネルギーを「創る」「貯める」「効率よく使う」を実現する、“新たな住宅のカタチ”として注目を集めているスマートハウスの中核をなすシステムでもあります。その有用性は今後も高まり続けるでしょう。
 
■蓄電池の寿命はどれくらい?
電池につきまとうものとして挙げられるものとしては、“寿命”が挙げられます。この寿命こそが、家庭用蓄電池のデメリット。携帯電話やスマホもそうですよね。何年も使い続けると電池の持ちが悪くなり、充電しても1日持たなくなったという経験があるのでは……。同様に、蓄電池にも寿命があり、期間はおよそ10年~15年とされています。とはいえ、それを補って余りあるメリットが蓄電池にはあります。おおよそ10年もあれば、元が取れる以上の恵みがあると言えるのではないでしょうか。
 
■蓄電池のハードルは意外と低い!? 補助金の活用を
ここまで見てきて、家庭用蓄電池を導入したい! と考える方もいらっしゃるかと思います。でも、お金がかかってしまうというのも事実。そんな方にぜひご活用いただきたいのが“補助金”です。家庭用蓄電池を導入することで、国から補助金を援助してもらえる制度があるのです! 具体的には「災害時に活用可能な家庭用蓄電システム導入促進事業費補助金」で、公式情報は資源エネルギー庁のページに記載されています。制度概要をざっくりご紹介すると以下の通り。
1.補助金の名称:災害時に活用可能な家庭用蓄電システム導入促進事業費補助金
2.対象:家庭用蓄電池システム
3.補助金額:上限60万円(諸条件により異なる)
これらを活用すれば、誰でも手軽に家庭用蓄電池を導入することができると言えます。
 
 
おわりに
災害に備えるうえで、これからの時代に必須ともいえるのが“家庭用蓄電池”。確かに、蓄電池の導入にかかる初期費用と、それによって節約できるであろう電気代を比較すると、少し考えてしまうでしょう。しかし蓄電池があれば、大規模停電が発生したとしても安心です。しかも太陽光発電と併用すれば、停電復旧まで自家発電と蓄電池でやり繰りすることも可能に。その安心感は相当なものでしょう。自然災害大国・日本だからこそ、家庭用蓄電池導入の選択肢は“アリ”なのではないでしょうか。
(脇田尚揮/太陽光発電アドバイザー)(株式会社リアルヴィジョン)

コメントは受け付けていません。

LINEで送る
Pocket

PAGE TOP