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『電気にまつわる資格“電気工事士”の仕事とは』

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私たちの生活を支えてくれるインフラ。その中でも、欠かすことのできないものとして挙げるなら、まず“電気”ですよね。この電気を扱うには、専門的な資格が必要になります。それが「電気工事士」です。太陽光発電の施工も“電気工事”なので、この資格がなければ扱うことができません。そこで今回は「電気にまつわる資格“電気工事士”の仕事とは」についてご紹介いたします。

 

 

■電気工事士があるとないとでは大きな差が

電気工事の仕事を行うには、まず資格が必要です。国家資格である第二種電気工事士の資格を持っていることが求められます。未経験・無資格の場合であれば当然工事の仕事で触れられる範囲がかなり狭くなるというのが実情。無資格では実際の工事に携わることができないため、まずは仕事のサポートから始めることが一般的。道具の準備や運搬等、誰でもできる仕事から慣れていき、職場の雰囲気に慣れながら資格取得に向けた勉強をしていくのが理想でしょう。

 

■電気工事士試験の概要

国家資格である電気工事士の資格試験は、上期・下期の年2回実施されます。筆記試験と技能試験の両方に合格することで、免状交付の申請を行うことができます。合格発表は大体1か月後。試験を運営する「一般財団法人電気技術者試験センター」のWebサイト上で発表されます。求人によっては応募する際に「免状のコピー」が必要になる場合もありますので、合格ハガキを受け取ったらなるべく早く申請しておくといいでしょう。申請から免状が届くまでは、約1か月程度かかります。

 

■電気工事士の仕事内容とは?

電気工事士の仕事内容は、経験者・未経験者、職種、働くエリアによって大きく変わってきます。未経験でも20万以上からスタートする場合もあり、ビルメンテナンスの仕事と比べると、やや高い傾向があるようです。専門資格が必要なため、有資格者・経験者になると大体月給で25~40万円の求人募集もあるので、キャリアアップを考えていくなら、電気工事士の資格を取得しておくことが電気の仕事を扱う上で大きな差に。第二種から取得していき、経験を積みながら第一種にチャレンジしていくといいでしょう。

 

■電気工事士2種と1種の違いとは

この二つの資格に共通しているのは「受験資格がない」ということ。「3年仕事に従事している」等の経験も必要ないため、独学で挑戦することが可能です。受験資格が必要ないことには理由があり、「これから電気工事の仕事をしていく上で、初めに知っておくべき基本的な内容を学ぶ」という意味合いがあるからです。第二種電気工事士の資格試験の合格率は筆記が50~60%程度、技能テストが60~70%と言われていて、難易度はそこまで高いとは言えません。ここ数年で合格率が上昇傾向にあり、勉強しやすい土台が整ってきています。独学で挑戦しやすい資格と言われています。一種は大体20~40%の合格率なので、難易度はやや高めだと言えます。

 

 

おわりに

電気工事士の資格を取得していれば、より多くの仕事を担当することができるようになります。重い物を持ったりする仕事はほとんどないので、男女問わず・若い方からシニア層まで活躍できる仕事です。実際に働く場所になるのはオフィスビルや一般住宅、郵便局、コンビニ、量販店等、幅広い仕事場があります。仕事内容としては「電話の配線工事」「LED蛍光灯への入れ替え」「ネットワーク配線工事」「一般住宅や店舗・オフィスビル等の電気工事」が主な仕事になります。電気に関心があるあなたなら、チャレンジしてみてもいいかもしれません。弊社リアルヴィジョンは、プロの電気工事士が多数在籍しております。

(脇田尚揮/太陽光発電アドバイザー)(株式会社リアルヴィジョン)

 

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